神奈川県出身。県立伊志田高等学校、洗足学園音楽大学卒業。二期会オペラスタジオ修了。卒業ならびに修了時に優秀賞を受賞。数多くのオペラ公演でバリトンとしての研鑽を積んだ後、テノールに転向。R・シュトラウス作曲『エジプトのヘレナ』の主役メラネス役を好演。その後、テノールの主要な役柄でのオペラ演唱は高い評価を得ている。コンサート歌手としては『第九』『大地の歌』『カルミナ・ブラーナ』等、数多くの独唱者も務める。また、プロ合唱団員としての活動経験を活かし、合唱指導者としても各地で活動中。それぞれの音楽活動では、チョン・ミョンフン、リッカルド・ムーティー、ヘスス・ロペス＝コボス、秋山和慶、小澤征爾、若杉 宏、大野和志、大友直人の各氏をはじめ、国内外の数多くの指揮者と共演。イタリア声楽コンコルソ、ベルヴェデーレ国際声楽コンクール入選。日本アンサンブルコンクール第一位。声楽を近藤允弘氏に師事し、ガブリエルラ・トゥッチ、アントニエッタ・ステッラ、フィオレンツァ・コッソット各氏の指導を受ける。現在、厚木混声合唱団、厚木男声合唱団各常任指揮者。東京二期会会員。洗足学園音楽大学講師。洗足こども短期大学教授。

愛媛大学特別音楽課程卒業。東京学芸大学大学院及びドイツ国立カールスルーエ音楽大学特別演奏コース修了。ウィーン楽友協会大ホールの他、ドイツ、ハンガリーでの演奏会に出演。プロ合唱団日本合唱協会専属ピアニストを経て、現在はアンサンブルピアニストとして独唱、合唱、器楽、オペレッタ等の演奏会に出演している。また東京、愛媛、ドイツで度々リサイタルを開催し、音楽誌上で「ツボを得た表現力と女性らしいしなやかな雰囲気を持つ華のあるピアニスト」「ダイナミックな表現力が魅力的」と評された。東洋英和女学院ピアノ教員。